ランニングとピラティス
インストラクターYasuです。
ランナーのみなさん!そしてこれからランニングをはじめたいというみなさん!気持ちよい季節が続いてますね!
大会に出ている方は、今シーズンの日程が終わり、次のシーズンに向けてトレーニング計画を練っている頃でしょうか。今回は、ランニングとピラティスの関係について、僕の経験の一部をシェアさせていただきます。
私の好きなランニングコース(レース)
ここ数年はピラティス業が忙しくなり、レースにはエントリーできていませんが、それまではピラティスをやりながら大会に参加していました。ハーフマラソンが中心で、たまにフルマラソンに参加。毎年2月に行われる青梅マラソンは、ハーフでもフルでもありませんが、楽しみにしている大会です。
30キロの青梅マラソンは、ハーフマラソンよりペース配分が遅めですが、フルよりは明らかに速めの、チャレンジしがいのある大会です。コースのアップダウンも大きいので、克服しがいのあるレースです。
青梅マラソンを照準にして、坂道のある練習コースを選んだり、登りと下りの走り方を変えたりして、工夫を楽しんでいます。
体幹だけではない「ピラティス」の効果
その青梅マラソンでピラティスの威力を実感しました。レース終盤(20キロ過ぎ)のタイムがあがったのです。驚いたのはタイムではなく、脚が前に運ばれていく感じが得られ、いつもは辛い終盤があっと言う間に終わったことでした。
体幹トレーニングとしても知られているピラティスですが、腹筋だけではなく、股関節周りの可動性を向上したり、筋肉を強化することも行っていきます。
腹筋とセットで股関節周りもトレーニングできるピラティスは、ランナーにとって魅力になる、と僕は考えています。
このアイデアは、その前に行っていた自転車競技からもヒントがありました。走るときの筋力を「太ももの前面」や「ふくらはぎ」に頼ると、脚が大きく動いてくれない上に疲労がたまりやすくなります。
一方で、腹筋を含めた体幹、股関節前の筋力(腸腰筋と呼ばれるインナーマッスル)、太もも裏の筋肉などを総動員する身体の使い方では、歩幅も大きく、筋肉の疲れも分散します。
マシンピラティスがおすすめ
ピラティスの中でも、マットとマシンのどちらが効果があるのでしょうか?僕の例で言うと、この効果を実感したのは、マットピラティスのみをやっていた時期なので、マットピラティスでも効果が得られます。しかし、その後にはじめたマシンピラティスは、マット以上に股関節周辺にアプローチするエクササイズが揃っています。
身体の使い方を知るという点では、マットピラティスをきっかけにするとしても、どこかのタイミングでマシンのレッスンを受けることをおすすめします!
ランニングのオフトレーニングとして、ぜひピラティスを試してみてください!