インストラクターのNahokoです。

ちょっぴり涼しくなって、もう秋なのかな～という過ごしやすい気温になってきましたね。
ちょうど夏休みも終わり、お子さんは学校に戻って、少し「ご自分の時間を取り戻せた」と感じている方も多いころでしょうか？

暑いときは「運動なんてだるくて面倒」と思いがちですが、涼しくなってくると、「スポーツの秋だし、運動してみようかな！」という気持ちが戻ってきます。

そのせいか、最近のスタジオは、新しく体験に来られるお客様で毎日にぎやか～！
いやー、ほんとにスポーツの秋到来だな～、と感じている私たちです。
   

さて、今まで運動をしていなかった方が「運動をしよう！」と思い立つ動機で、特に多いのは何でしょう？

１．「運動不足、身体が重い」
２．「姿勢が悪い」
３．「痩せたい、引き締めたい」
４．「肩こり、腰痛」

だいたいこのあたりが「４大・運動をしたい理由」かな？と思います。

ひとことでまとめると、「身体を変えたい」ということになるでしょうか。

このうち、「運動不足、身体が重い」、これは一度でもピラティス体験をして全身を動かすとスッキリ爽快感が得られ始めるので、割とすぐに解消できそうですよね。

ちょっと考えてみたいのは、あとの３つです。

「姿勢」は、主に「姿勢保持筋」とか「抗重力筋」と呼ばれる筋肉たちが骨格を支えることで作られています。
ということは、筋肉たちを鍛えて強くしていかないと、すぐに崩れてしまいやすい。

「ピラティスレッスンを受けた後、数日は良い姿勢をキープできるのに、すぐまた元に戻る」
「良い姿勢を作ろうとがんばっても、気を抜くと崩れる」

なんていうお声をよく聞きますが、これはまだまだ姿勢を作る筋肉の力がついてきていない、という理由が大きいのではないかと思います。

やはり、姿勢を作っている筋肉を鍛え続けていると、少しずつ、気を抜いていても自然な「良い姿勢」がキープできるようになってきますが、そのためには「継続」と「頻度」がポイントになります。

「痩せたい、引き締めたい」というのも同様に、大きい筋肉から全身をバランスよく鍛えていくことで、「燃やせる状態」になっていくからこそ、長期に渡って「太りにくい身体」を作っていくことができます。

何度も痩せる・リバウンドするのサイクルで短期ダイエットを繰り返すよりも、「二度と太らない状態」を作る方が確実です。

また、「肩こり・腰痛」の多くの原因は、現在の筋力バランスや日常の生活習慣から来ています。

頭の重さを支える腕・肩まわりの筋肉量が足りなかったり、スマホやPCをのぞきこむ長時間の姿勢だったり、かばんの持ち方、腰だけに負担をかけて身体を支えるような立ち方・座り方・身体の使い方、etc…

いろいろ挙げるとキリがありませんが、肩こり・腰痛は、重力に逆らって自分の骨格を支えるために必要な筋肉たちを鍛えてあげることが、根本的な改善につながる場合が多いです。

  
つまり、

「良い姿勢を作る筋肉」
「骨格を支える筋肉」
「太りにくい身体を作る筋肉」

こういった「土台」をしっかり作っていくと、着実に、

「姿勢が良くなる」「慢性痛が減る」「太りにくくなる」といった、「望んでいる結果が出せるカラダ」

につながっていくわけですね。

   

ピラティスは、時間のかかるトレーニングではありますが、年単位で続けていると身体は着実に強く、たくましく、美しくなってきます。

私はピラティスを続けて5年目になりますが、以前は風邪を引きやすく疲れやすい虚弱体質だったのに、40歳目前の今になって、「自分の人生で、今が最も元気かもしれない」と思えるようになりました。

（こういうのを、「自分史上最高のカラダ」っていうんでしょうかね… そういう意味じゃないのかな…）

20代でうつ病経験もあるので、何よりも、自分の身体を信じられるようになった今の状態が嬉しいですし、おかげで精神的にも強くなったと感じます。
単に姿勢が良くなった・太りにくくなったというだけでない効果をもたらしてくれるのが、ピラティスの最大の魅力だと思っています。

   

「すぐに結果が出ない…」とあきらめずに、長い目で、自分の身体の土台をじっくり確実に作っていきましょう！

この秋からの運動生活、私たちが応援します！

ぜひ体験しにきてくださいね～！