自分の身体の声を聞いてみる
こんにちは!Nahokoです。
先月、数年ぶり?にしっかりとした風邪を引いてしまい、扁桃腺の腫れ、熱、鼻炎、気管支炎という素敵なフルコースで、しばらく体調不良を引きずってしまいました。
咳がしつこく残ったので時折レッスンでもマスクを着用したままだったりして、せっかく運動しに来てくださっているのに見苦しい姿をお見せしてしまうのが申し訳なく… (反省)
3週間ほど引きずりましたが、ようやくおさまってきたようで、運動していても気持ちいい感覚が戻ってきました。
体調が悪いときは、運動をしても心から気持ちいいとは感じられず、身体が喜んでいるというよりもむしろ今自分の身体は休養を必要としている、という感覚でした。
身体の声には正直になった方がいいですね。
つらい、伸びにくい、余計疲れる、じっとしていたい、と感じるときは、まずは休養に専念したほうがいい。
気持ちいい、リラックスできる、ほぐれる、エネルギーが湧いてくる、と感じるときは身体が運動を必要としていて、運動すると喜んでくれる状態になっている。
よくお客様から「少し体調が悪い(頭痛やだるさなど)ときはレッスンを休むべきですか?」と尋ねられることがありますが、答えはひとつ。
ご自分の身体の声を聞いてみましょう!
運動であれ休養であれ、今の自分の身体が喜ぶことをしてあげるのがベストではないかと思います。
ちなみに、私はよく、レッスンの間の隙間の時間を利用して、5~10分程度のクイックなセルフピラティスをしています。
一日に5分ぐらい、1つか2つのエクササイズしかできないことも多いです。
通常、レッスンプログラムはエクササイズを行っていく流れや順序を決めていて、全身にアクセスしていくのですが、そういった「完全なプログラムで行うこと」にこだわっていると、日々の運動習慣を維持することはできません。
前かがみな姿勢が続いて腰が疲れたと思ったら、背骨の流動のエクササイズ。
最近二の腕がたるんできたような気がすると思ったら、腕のワーク。
パソコン仕事で肩が凝ったと思ったら、背筋系のワーク。
気持ちがざわざわしたりイライラしたりのときは、ペルビックカールをひたすら深い呼吸で行う。
フォームローラーで5分転がり、5分は上に乗って腕や肩を動かす。
自分に「喝を入れたい」気分のときは、軽くウォームアップしてマシンの中級・上級エクササイズを3つぐらい。
「今の自分がやりたい!と思うこと・身体が必要としている!と感じること」をまず行うようにしています。
必要としているものを直球で送り込んであげると、身体と心はものすごく喜んでくれ、解放され、一気にスッキリして爽快な気分になります。
私にとって、この瞬間は自分の身体と心の声を聞く時間であり、自分と向き合う時間、自分にご褒美をあげている時間です。
また、たとえ少しでもいいから、時間が短くてもいいから何かやるというのは、長期的に運動習慣を維持するコツでもありますね。
ただし、「やりたくない、と思うときはやらないことに徹する」のも時には必要ですが。
運動をしたいのか、したくないのか。
思い切ってやった方がいいのか、いっそやらない方がいいのか。
悩んでしまうときは誰しもあると思いますが、そんなときの選択のしかたとして
「自分の身体の声を聞いてみる」
というのはひとつのアイディアです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!