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コラムcolumn

ピラティスと健康と人生
vol.28 / 2016.02.18 Nahoko

姿勢との闘い!

こんにちは、インストラクターYasuです。

お客さまが運動したい理由のひとつに、「姿勢をよくしたい」があります。

姿勢が悪いことによる、腰の痛み、背中の痛み、首の痛み・・・

原因不明のめまいなどの症状や、手のしびれ・・・

実年齢より老けてみられる、自信がなさそう、見た目カッコ悪い・・・

姿勢が悪いことがさまざまな悩みにつながります。

いま、私たちのスタジオでは、ピラティスを通じて姿勢を取り戻すためのさまざまなエクササイズを取り入れています。

20世紀前半に開発されたピラティスそのものが、姿勢を維持するための筋肉を鍛えるよう、作られて発展してきました。

当時から姿勢の問題が取り上げられていたこと自体、とても興味深いですよね。

ところが、この10年を振り返っただけでも、スマホが普及、PC/スマホを問わずディスプレイが高性能になっていること、スマホゲームに代表されるゲームの進化、地下鉄Wifiなどで実現されたいつでもネットにつながった生活、など生活環境は激変しています。

デスクワークが仕事の方は、忙しさが増える中で効率や成果を求められ、マルチスクリーンで残業続き、という方も少なくありません。

そうなると、僕らの目はますます酷使され、重たい頭は常に前に追いやられ、猫背が加速して・・・ということが起きやすい環境になっています。

つまり、自分たちの親の世代よりも、姿勢を維持するのが難しい時代になっていると言ってもよいでしょう。

ピラティスのエクササイズも、そうした時代の変化を受けて、やり方や分量を調整する必然があって、少しでも皆さまのお役にたてるようレッスンを行っています。

グループレッスンでも時々お話ししますが、良い姿勢は無意識に維持することこそが大事で、いちいち意識していたら長続きしないばかりか、却って別の場所を痛めたり別の悪い姿勢になることもあります。

無意識に発揮する力を蓄えるために、エクササイズが大事なのですね。

エクササイズの考え方も、時に発想を広げないといけません。とりわけ男性、と言ってもまずは自分の体験談ですが、「鍛える」=「強くなる」というイメージの方は少なくありません。

なので、がっつり鍛えて、汗をかいて、というエクササイズを期待してしまうのですが、姿勢をよくする筋肉の中には小さな筋肉も含まれるため、地味なエクササイズがあったり、正確性が実感しにくいものもあります。

こうしたことを知るのも大事で、ピラティスの専門スタジオがお役にたてるところだと思います。

スタジオでは、エクササイズごとにどこに効かせているか、姿勢にとってはどういう意味があるか、などを話しながら行っていますが、ブログでもいずれ紹介できたら良いなあ、と思います。

そして、僕の会社員時代の経験(スタジオを立ち上げる前、20年以上会社員をやっていました)から、姿勢は会社員にとっても大変に大事である、という話もいずれしたいなあと思います。

例えば、姿勢から来る痛みは慢性的なので、仕事のパフォーマンスに関係します。商談やプレゼンテーションなどの場では、姿勢が顧客や聴衆に与える印象も違ってきます。

会社の看板や肩書で判断された時代から、個人の能力が評価される時代になっていると思います。そうした今だからこそ、おひとりおひとりのプレゼンス(存在感)が大事な時代なのだと思います。

まっすぐな木

こちらの記事を読んで、ピラティスに興味をお持ちになった未経験者の方は
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