こんにちは！Nahokoです。

9月の23日と26日に、Olaピラティススタジオが初めて行うワークショップ 「マットピラティスを知ろう！」を開催しました！

 

このワークショップの内容は、普段のマットグループレッスンで行っている基本のエクササイズ8つについて、マニュアルを見ながら、解説を聞きながら、しっかりと理解していこう、というもの。
（※現在は、マットグループレッスンは開催しておりません。スタジオセッションでは、マットピラティスの基本的なエクササイズを行っていただき、自宅でもできるよう覚えていただく指導を行っております。）

レッスン中に、こんな疑問を感じられたことはありませんか？

例えば、「この動きをやることにはどんな意味があるの？どこを鍛えているの？どんな効果があるの？」

他には、「なぜいつも同じことを修正されるの？なぜこの動きがうまくできないの？苦手と感じるの？」

 

ピラティスのすべての動きには、ちゃんと意味や目的があります。
なので、ただなんとなくやるよりも、動きをしっかり理解し、ポイントを押さえて正確に行うからこそ、着実に結果を出していくことができます。

つまり、「頭」を働かせて「身体」を動かす。
それがピラティスなんです。

 

そして、ワークショップのもうひとつの目的は、「ピラティスを自分でやれるようになろう！」ということ。

週に1回、スタジオで1時間のグループレッスンに出るのはもちろん良いことなのですが、それだけで充分！とは言い切れません。

ピラティスは元々、ピラティス氏という方が「毎日短時間でもいいからこの決まったメニューを繰り返しやりなさい、それを継続していきなさい。そうすれば健康になれるでしょう」というコンセプトで作ったもの。

仕事や家事で忙しいと、週1回ですらスタジオに来られないこともよく起こります。

そんなときも、ピラティスから完全に遠ざかるのではなく、ご自分の毎日の「健康管理法」のひとつとして、15分のピラティスをぜひ日課にしてほしい。

「ピラティス」というものを、これからの人生の 『財産』 にしていってほしい！

そんな願いを込めて、家でもできそうな基本エクササイズについてみんなでしっかり学ぶ、というワークショップを開催することにしました。

 

定員は8名でしたが、初回の枠は早々に満席・キャンセル待ちになり、急遽2回目の日程を追加したもののそれもすぐに満席に！

そして当日は、みなさんの真剣なまなざしと集中力で、やっている私たち（Yasu & Nahoko）も普段以上に気が引き締まりました。

 

二人で説明役とクライアント役に分かれ、お配りしたマニュアルに沿いながら、「起こりやすい間違った動き」の実例や、「理想的な動き」との違いを解説。

 

座学の解説が終わると、ではみんなで早速やってみよう～！という、お楽しみの実践タイム。

 

どこを使っている？どこに効かせている？

 

どこを動かすためのエクササイズなんだっけ？どうしたら動かせる？

 

ちゃんと効かせたい場所を動かせている？何を意識したら変わる？

いろいろと頭を使いながら、自分の身体で感じて、動いて、動きから気づいていく。

 

参加者のみなさんの動きを見ていると、「知る前」 と 「知った後」 では全く違うのにびっくり！

普段のクセを出さずに、ちゃんと意識して気を付けられている方。
いつもよりも丁寧に、正確に動けている方。
できなかった動きが、見違えるように力強くできるようになっている方。

まだマットグループの受講がたったの数回、という方でも、「もう30回ぐらいレッスン受けてます～」みたいな動きに変わっていたり。

人間の身体って、可能性ってすごいな～、と思いました。

やはり、「頭」をちゃんと使って脳から身体に指令を出し、意識を身体の隅々に通している動きは見ただけで何かが違います。

こうやって「頭」と「身体」とつながるから、「こころ」の状態が変わっていくんだな～、と改めてピラティスの本質を見させてもらったような気がしました。

 

そして、さらに感心してしまったのは、参加者の方たちが後日再びレッスンにお越し下さったときの「動き」です。
みなさん、着実に何かが変わっていました。

ワークショップを受けてから今日のレッスンを受けてみて、どうでしたか？と尋ねてみると、

・なぜか今までで最もレッスンがきつく感じた
・まだできないことは多いけれど、言われたことを自分で意識できるようになった
・あれから毎日やっているので筋力がついている気がした
・自分のクセや弱いところが何なのか、ちょっとわかった気がした
・やっぱり難しい！全部をわかってはいないな～と思った

といった感想をいただきました。

どのご感想も、私たちからしてみると、「それを感じてもらえて、気づいてもらえてとても嬉しい！」です。

 

一回のワークショップで全て理解できるわけではないけれど、マニュアルに書いてあることも隅々までわかったわけではないけれど、「わからないこと、できないこと」を発見していくこともまた、自分の身体と向かい合っていくためには重要なプロセス。

マットピラティスを学んで知っただけでなく、大切なご自分の「身体」をもっと知って、もっと深めていく時間にしていただけたのなら、とても嬉しいですね～。

 

今回の2回は、祝日と土曜日という日程だったために都合がつかなかった方、キャンセル待ちで結局受けられなかった方もいて、本当に申し訳ない限りでした。

また日を改めて、今度は違う曜日や時間帯でも開催し、もっとたくさんの方にご参加いただけたらな～、と思っています。

ご参加いただいた15名のみなさま、ありがとうございました！