いつまでも元気な身体、そして心
こんにちは!Nahokoです。
毎日毎日、本当に暑いですね~~~
毎年かならず梅雨時期に体調不良になり、そのまま夏に突入してすぐバテ気味になる私ですが、今年はいろいろ対策を講じて早目に対処しているせいか、割と元気いっぱいに毎日を過ごしています。
(このままバテずに乗り切れたら、私の夏バテ対策についてまたご紹介しようかな~と思います)
この暑い中、60代以上のお客さまが休まずにスタジオに通い続けていらっしゃる姿に、日々元気をいただいている私です。
60代以上が対象の「シニア向けグループレッスン」は、週2回。
その他、ご要望に合わせてプライベートレッスンを行っています。
(※現在、「シニア向けグループレッスン」は開催していませんが、60代以上の方の多くは「スタジオセッション」に継続して参加しています。)
中には、バスや電車を乗り継いでわざわざ来てくださっている方、そして徒歩圏にお住まいで多いときは週2回来られている方も。
現在の最高齢のお客さまは、なんと85歳。
ほぼ休まずに半年以上毎週、1時間しっかり身体を動かされていらっしゃいます。
いつもすごいな~、と心から感心するとともに、私自身も80代になってもこれぐらい元気で活動できる自分でいたい、とつくづく思います。
60代以上のお客さまはどの方も、
「いつまでも元気に動ける身体を維持したい」
というのが大きな目標です。
日本は超高齢化社会に向かいつつあり、高齢者の人口は今後ますます増え、一方で子供の数は減っていくと予想されています。
自分が20代・30代でいるうちはあまりピンと来ない話題ですが、20年後を想像してみてください。
今40・50代でいる自分の親が、20年経つと60・70代になります。
この年代になってくると、健康状態は人によってかなりの違いがあります。
スポーツクラブで若い人と一緒に汗を流して動ける身体を維持している方もいれば、一方で、身体のあちこちに痛みがあったり内臓疾患があったりして、病院通いが日常になっている方も珍しくありません。
場合によっては、介護を必要とする方も出てくる年代です。
自分の親は、20年後どんな風に歳をとっているか。
そして、自分はどんな風に歳をとっていきたいか。
誰かの手を借りなければ外出も気軽にできないとしたら、日常生活もままならないですし、趣味を持ったり旅行に行ったりすることも困難になりかねません。
よく、自分の親を介護した経験をお持ちの方、また現在介護されている方から、「自分はああなりたくない」という切実なお話を伺うことがあります。
私には介護経験はありませんが、亡くなった最愛の祖母が施設にいるときに、トイレの介助をしたことがありました。
祖母は既に足腰が弱っていただけでなく手の動きもままならなくなっていたので、念のためトイレについていったのですが、長年教師として誇り高く生きていた人だったので、自分で全ての始末をしようとしていました。
あのときの祖母の姿は、私にとって大きな衝撃で、今でも忘れることができません。
自分で動ける、自分で何でもできる。
当たり前のようですが、歳を重ねると、それが難しくなってくることもあります。
自分でできていたことを人の手に委ねなくてはならなくなったとき、やってもらえるから楽になるのではなく、人によっては尊厳が傷つくこともあるのかもしれません。
自分でやれる、というのは、自分らしくいる、ということでもある。
祖母の姿に、初めてそのことを気づかされました。
自分の身体を自由に動かせる状態、自分で何でもできる状態を、可能な限り長く維持していく。
身体が元気でいられれば、気持ちも元気でいられます。
これから高齢者人口が増えていく中で、自分はそんな風に老後を迎えていきたい、と強く思います。
だから、40代の今のうちから、運動を日常に取り入れて、地道に元気な身体を作り、末永く維持していきたいと思っています。
運動の目的や目標は何でも良くて、引き締めたい!痩せたい!という目標だってもちろんアリ!です。
背中が曲がってきてしまうよりは、すらっとした姿勢を維持したい!でもいいと思います。
目標が何であれ、ずっと運動習慣を持ち続けていれば、30年後、40年後の未来、自分の「老後」は必ず変わってくるはず。
自分はどんな風に歳をとっていきたいか?
時々考えてみると、面白いかもしれません。
Nahokoでした。