夫婦で、カップルで、ピラティスしませんか?
こんにちは~!
インストラクターのNahokoです。
近頃、ご夫婦やカップルでレッスンを受けに来られるお客さまが、少しず~つ増えてきました。
また、「今度ご主人やパートナーにもやらせたいんだけど」というご相談も、割とよくいただきます。
うちも、私と夫のYasuと2人でピラティスをやっているので、とても嬉しいですね~♪
パートナーと共通の趣味があるのは楽しいですよ、なんてお話ししたりします。
お二人で来られるお客様のパターンとして、圧倒的に多いのは、
「女性の方が先にやり始めて、男性に勧めて一緒に来るようになる」
というケース。
もしかしたら、既に通われている女性のお客さまの中にも、「できればうちの運動不足の夫にもやらせたい…」と密かに思われている方がいらっしゃるかもしれませんね。
こういう、女性から男性パートナーを誘う場合、
「せっかく自分が “ピラティスいいよ” と勧めているのに、男性パートナーがなかなか ”やろう” と言ってくれない」
なんていう壁にぶつかられている方が多いのではないでしょうか?
うちもそうでした!!!!!
(声を大にして言っちゃいますが)
相手のためを思って勧めているのに、全然その気になってくれない~、なんてイライラしちゃったりしますよね。
その気持ち、よーくわかりますっ!!!!
(再び声を大にしますが)
で、そういうお話を聞くと必ずお伝えしているんですが、まぁ日常生活全般において、
「新しいものに対してフットワークが軽いのは、圧倒的に女性である」
ということです。
たとえば、新しいネイルサロン、新しいイタリアン、新しいエクササイズ、etc…
それをセレブがやっているとか、新しい技術であるとか、日本初上陸であるとか。
見てすぐに「面白そう!行ってみよう!安いし近いし!」と行動に移してしまう速さは、おそらく一般的に女性の方が圧倒的です。
一方、男性の考え方の傾向は、「自分が納得しないとなかなか手を出そうとはしない」ことが多いのかも。
そして、それが「女性的な趣味」であればなおさらです。
ピラティスはもともと男性が作ったもので、戦時中の負傷兵士のためのものだったという歴史から始まっています。
が、すぐに女性のダンサーさんに広まっていったからなのかどうか、今では「ピラティスといえば女性のためのもの」みたいなイメージが強くなってしまいました。
特に日本では、まだまだそのイメージが強いみたいで、広告でも引き締まった女性が美しくポーズを決めて載っているケースが多いですね。
「女性が美を求めてやるもの」「ウエストを締めるもの」的な印象が先行しているような気がします。
実際、どのピラティススタジオに行ってもお客さまは圧倒的に女性で、インストラクターも女性で、女性専用スタジオも結構多いですよね。
そういった背景事情もあって、ピラティスという言葉をたとえご存知だったとしても、男性にはちょっと抵抗を感じられてしまうのかなーと思います。
ピラティスがヨガと似たものと捉えられているせいもあって、「男性の自分は身体が硬いから、女性の柔軟性には絶対ついていけない、恥ずかしい」とますます気が重くなられてしまっているかもしれません。
ここまでの話は全部、うちの夫であるYasuさんがそうだった、という話です。
彼はマラソンとスキーが趣味なので、体幹トレーニングという意味で、また会社でストレスの多い仕事をしていたので、精神的な効果という側面からも、ピラティスをやったらいいのではないかな~と、妻の私は思ったのですが…
何度勧めても、なかなか「うん、やる」と言わない。
妻がピラティスをやり始めて元気になってきたな~とは思っていたようですが、だからといって、自分がやろうという風には考えなかったようです。
体験レッスンに一緒に行ってくれるまでに、3ヶ月。
そのときのインストラクターさんが女性だったせいなのか、周りが女性顧客ばっかりだったせいなのか、すぐに「入会して続けたい」とは言いませんでした。
ためしに「今日入会すると入会金無料だって~」と言ってみましたが、それにも全く心を動かされず。
その後も地道に言葉を変えては勧め続け、「じゃあ男性インストラクターで少人数だったらいいのか?」ということで、やっと男性インストラクターとのセミプライベートセッションなら行くと言ってくれたのは、さらに3ヶ月後。
当日、私は風邪で行けず、結局男性2人だけのレッスンになりました。
心配していましたがどうやらそれが良かったらしく、帰宅して「すごい良かった!またやってみようかな~」と言ってくれました。(やっと…涙)
で、それからはとんとん拍子で、気づけば今や、「脱サラしてピラティスインストラクター」です。
ほんと人生って、わかりませんよね~。
夫婦で同じ趣味、同じ目標を持つのはとても楽しいです。
ひとりなら「行くのがめんどくさい」になってしまいそうな日でも、一緒に行く人がいる。
つらい動きで気持ちがくじけそうなときも、隣でがんばっている人がいる。
それは結構励みになりますし、「負けたくない!」というライバル心がめらめらと燃え上ってやる気を出させてくれたりもします。
時々は、レッスン後にそのままごはんを食べに行ったり、ビール飲んじゃったりなんてことも楽しいです。
そして何より、パートナーと一緒に身体を鍛えて、一緒に元気で生き生きとした毎日を送れるようになる、という喜びがあります。
(私たち夫婦の場合は、これが大きかったです。)
「男性を一緒に連れてきたい、でも…」という方、私たち夫婦が何かお力になれるかもしれません。
ご夫婦で、パートナーと、一緒にピラティス。
大歓迎です!
どうぞお気軽にご相談くださいね~。