自宅でエクササイズを行うときに、あると便利なツール
自宅でピラティスのエクササイズやストレッチなどを行う際に、持っておくと便利なもの(ツール)をまとめました。
最初にお伝えしたいのは、「ピラティスはツールがなくても行える」ということ。
マット1枚分のスペースさえあればどこでもできるのがピラティスの強みで、必要なのは「自分の身体と観察する心だけ」というのがピラティスの利点です。
まずは、心を落ち着けて、自分の身体の声を聞き、集中して動きながら自分を感じることを大切にしてください。
その上で、ボールやゴムバンドなどのツールを用いることで、自分の身体へより多くの意識を集めて動いていくことをおススメします。
なぜこんな話をするかと言うと、ご自宅で使える運動用のツールは本当にたくさんあるからで、多くの通販サイトやスタジオで購入できます。
しかし、あまりにもたくさんツールが出回っているために、ツールの見栄えや使い方に(そして、これさえあれば簡単に!といった宣伝の煽り文句にも)踊らされないように、まずは自分にとっての運動の目的は何であったかを思い出してください。
運動の目的は、これまで受けてきたレッスンやご自分のプログラムを思い出せば整理できると思います。
ツールを買いすぎて貴重なお金を無駄にしたり、全然使えなくて宝の持ち腐れにならないことが大事です。(断捨離とミニマリストがブームの世の中ですし)
■ ツールを選ぶ際の注意点
どのツールも、それぞれに強みがあるため「これだけ持っておくと万全」というおすすめのしかたはできません。
スタジオで行ったエクササイズを思い出して、「これを家でやったら効果が高まりそう・ご自分にとっていい刺激になりそう」というものから購入されると良いと思います。
■ スタジオのオンラインショップで購入可能なものもあります
スタジオのオンラインショップは、会員さま限定でご利用いただけます。(アプリよりアクセスしてください。ご不明な方はスタジオへメールまたはアプリよりお問合せください。)
事前にオンラインショップで商品の選択、お支払いを頂いたあと、スタジオで商品をお渡しします。宅配サービスは行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
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【1. ピラティスまたはヨガ用のマット】
「寝たときに痛くない」ことはもちろん、運動するスペースがはっきりするため、1枚あると便利。
ピラティスの一部のエクササイズ(マット上に転がるようなもの)は厚めのマットを使うことが望ましいため、ピラティス用はヨガ用よりも厚めにできています。
Olaで行っているマットのエクササイズは、ピラティス用・ヨガ用どちらのマットでも行うことができます。
オンラインショップにて販売中: バランスドボディ社ピラティスマット
【2. フォームローラー/ストレッチポール】
筋膜リリース(背中やお尻などをローラーの上で転がします)で大活躍。
硬くなった組織をほぐすのに使います。
エクササイズでもさまざまな使い方ができます。
例えば、この上に寝て肩を動かすエクササイズを行ったり、転がることを利点として動きの中に取り入れた使い方もとても便利ですね。(より詳しくは、「自宅でできるエクササイズ」シリーズでご紹介しています。)
オンラインショップにて販売中: バランスドボディ社
メーカーによって硬さが異なりますので、硬すぎない/柔らかすぎないローラーを選ぶことをおススメします。
また、お値段があまりにも安いものの中には、すぐ変形してしまったり塗料がはがれたりと品質がイマイチなものも存在します。
(今はなかなか直接触って購入できないので、ネット通販の場合は購入者のレビューをよく読まれた方が良いです。)
ハーフカット(長さが半分、または円柱を2つに割ったもの)のものもありますが、エクササイズにも筋膜リリースにも広範囲に活躍してくれる汎用性の高いものは、長さ1メートルくらいの完全な円柱形のローラーです。
【3. 20cmくらいの柔らかいゴムボール】
表面が柔らかいボールは、脚の間などに挟むことで使っている筋肉を意識しやすくする効果があります。(内モモに挟んで腹筋運動を行うと、腹筋が感じやすいなど)
また、転がることを利点としてバランスエクササイズを行ったり、ストレッチ効果を高めるための使い方も可能です。
スタジオでも、多くの場面でお使いいただいていますよね。
オンラインショップにて販売中: ソフトギムニクボール(赤)
スタジオでは直径20cmくらいに膨らませて使っています。
ネットでは「ソフトギムニク」と検索すると出てきます。(販売元のお話によると、色による重さの差はないとのことです。)
ボールの中には、40cmを超えるような大きいものもありますが、大きいボールはバランスボール(一般に直径60cm超のイメージがあります)と呼んでいて、20cmくらいのボールとは明らかに用途が異なるのでご注意ください。
【4. ゴムバンド】
一般に、持ち手がなくてゴムがバンド状になっているものを指します。
引っ張ることで抵抗を感じることはもちろん、引っ張ったゴムをゆっくり戻すことでもトレーニングになります。(より詳しくは、「自宅でできるエクササイズ」シリーズでご紹介しています。)
オンラインショップにて販売中:セラバンド(緑 2m)
セラバンドは色によって強度が異なります。
「黄<赤<緑<青<黒」の順に強度が上がっていて、スタジオでは中間の緑を使用しています。
2mだと使い勝手が悪いので、スタジオでは1mくらいに切って利用しています。
【5. ゴムチューブ】
ゴムバンドと同様の効果があります。
チューブの両端にハンドルが取り付けられているものもあります。
オンラインショップでは取り扱いしておりません。
【6. ダンベル】
ダンベルは、さまざまな重さのものが市販されています。
スタジオでは、筋肉を鍛える目的よりも、使っている(使わされている)筋肉を意識させるために使用しています。
オンラインショップでは取り扱いしておりません。
【7. マジックサークル】
スタジオでもお馴染みのサークル。
脚ではさんだり、手ではさんだりなど、サークルそのものをつぶすことで、バネの反力を得て使っている筋肉/使わされている筋肉が意識しやすくなります。
重さを負荷としても使えますし、ストレッチにも大活躍させられます。
オンラインショップにて販売中:バランスドボディ社
ネットでは「ピラティスリング」で検索すると類似品が表示されます。
【8. バランスクッション】
座って・寝て利用すれば、骨盤まわりやコア強化のトレーニングやバランスの調整に。
立って利用すれば、体幹のエクササイズや足首のトレーニングになります。
オンラインショップにて販売中:バランスドボディ社
■ 外をウォーキング、ランニングする方向けのグッズ
スタジオはやっていないし、家でピラティスだけだと物足りない・・・
ということで、外を歩いたり走っている方も多いと思います。(ウォーキング/ランニングの際のおススメ記事はコチラ。)
歩いたり走ったりしてみたときに、
・履いているシューズの中で、足(足首より下の部分)がいまひとつ安定しない・・・
・足のアーチが落ちてしまう感じ、膝が内側に入ってしまう・・・
と感じる方は、シューズのインソールを変えてみると良いかもしれません。
特に足の内側アーチが落ちて膝が内側に入る自覚がある方は、そのまま歩き(走り)続けていると膝の内側に痛みが生じてくるリスクが高いです。(既に膝の内側の痛みが時折出ていたら、アーチが落ちている可能性大です)
その場合は、インソールを使用されることをおすすめします。
Olaピラティススタジオは、BMZインソールの代理店として、「足のアーチを靴の中で作る」「カカトをホールドして足の安定性を高める」インソールの販売を行っています。
以下でご紹介しているものは入門用モデルで、材質の違い以外は同じコンセプトで生産されています。。
【BMZインソール(グリップ重視)】
インソールの表面が人工皮革になっています。
シューズの中で足がすべりにくいのが特徴。
オンラインショップにて販売中(足のサイズ別にご用意しています)
【BMZインソール(コスパ重視)】
インソールの表面は樹脂製です。コストパフォーマンスに優れています。
オンラインショップにて販売中(足のサイズ別にご用意しています)