ストレス解消とピラティス
インストラクターのMaikoです。
猛暑が続いていますが、みなさん体調はいかがでしょうか?
この猛暑も私達にとっては、りっぱなストレス。
「ストレス」とは簡単に言うと、外界から心身へ色々な刺激が加えられた時に、その刺激に適応しようとしておきる反応のことです。
ストレスはできるだけ避けたいものですよね?
でも、この猛暑に限らず、仕事やプライベートで抱えるストレスは避けることは困難ですし、そもそもストレスってそんなに悪者なのでしょうか?
ストレス学者のハンス・セリエは次のように言っています。
「ストレスとは人生のスパイスである。
スパイスの効いていない料理は味気ないし、また効きすぎても食べられない」と。
実際に、マウスの実験でも刺激(ストレス)を与えた場合と与えない場合では、刺激を与えられなかったマウスは時間がたつにつれておとなしくなり、やがてうずくまってしまったそうです。
私達も疲れというストレスを感じるから身体を休めることができますし、暑い・寒いと感じるので、それらから身体を守ろうとします。
感じるからこそ生きていけるとも言えますね。
であれば、なくすべきもの・避けるべきものと捉えるよりも、あってあたり前、むしろなくてはならないものと考えた方が、気持ちがラクになるような気がします。
そうはいっても、長すぎたり強すぎたりする刺激は、心身に大きな負担となりますので、ストレスと上手につきあう方法を見つけていきたいものです。
過度なストレスは自律神経の乱れを引き起こしますが、この自律神経のバランスを整える方法の一つとして、運動は有効と言われています。
以前のブログで会社員時代、自律神経のバランスを大きく崩した経験があると書きましたが、自身の経験上、運動の中でも特にピラティスは、
・動きの中で常に呼吸を大切にする
・身体の細部へ意識を向けることにより、エクササイズ中、集中力を求められる
という点において、とても有効だと思います。
特にココロが疲れてしまった時には、ココロを整えよう!モチベーションを上げよう!
と思っても、ココロが疲れてしまっている訳ですからココロから変えていくことは、結構ハードルが高いと思います。
こんな時は、身体を動かして自身の身体と向き合った方が、効果的だったりします。
身体とココロは繋がっていますから。
日常の中でピラティスを取り入れて、ストレスと上手にお付き合いしていきませんか?