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ゴルフのためのトレーニング(その1 姿勢の保持)

先日ブログで書きました、ゴルフを再開しましたYasuです。


ゴルフスクールでは、「ピラティスインストラクター」という素性を明かしているので、先生のみならずそこの生徒さんからも質問を受けます。


よく聞かれるのが「ヨガとは何が違うのか?}まだまだピラティス浸透していないな~と思いながら、イチから説明です。(これって結構疲れるのです・・・。)


「ピラティスインストラクターって、こんなものかよ」と思われるかもしれないので、素性を明かさない手も考えましたが、仕事が遅番の僕は平日昼にスクールに行くので、何かを明かさないとただただ怪しい・・・。もちろん、スクールの先生がそんな風にお客さんを見る気配もなく、独りよがりな心配でしたが・・・。




さて、ゴルフを再開して1~2週間の間に感じた身体の変化から、ゴルフというスポーツの特徴とそれに合わせたトレーニングのポイントについて書き出してみます。


この初期に感じたことを書き留めておくことは重要で、なぜなら1カ月を過ぎたあたりから身体が適応してしまっているのですね~。しかし、「適応 = 十分な筋力」ではなく、ただ刺激に慣れただけのことなので、トレーニングとして必要であることには変わりありません。




その身体の変化とは・・・


1)前腕(肘から手首の間)の張り
2)脛(ふくらはぎとお尻、太腿も)の張り



でした。


前腕の張りは、クラブのグリップを一定の力で握っているからです。力いっぱい握っているわけではないけれど、日常動作ではあまりないですよね。ゴルフのグリップは、他のスポーツで握るもの(テニスラケットや自転車のハンドル)よりも細いし、クラブの重さは遠心力を含めるとそれなりにあります。


下半身(脛、ふくらはぎ、お尻、太腿)は、言うまでもなくアドレスの姿勢ですね。スイング中、下半身の動きはあるのですが、他のスポーツの動き(例えばスキーのロングターンなど)と比べると、足場や身体を安定させることに相当の筋力が使われていると思うのです。


前腕の筋力については、握力の少ない人(女性に多い)にとっては課題で、トレーニングで補う必要があると思います。
下半身の筋力は、加齢とともに衰えやすい(衰えを感じやすい)と思っている一方で、トレーニングで補いやすいので、トレーニングが効果的です。


いずれも、同じ姿勢を維持するために必要とされる筋肉で、一定の力で骨の位置を安定させる使われ方をしています。こうした筋肉の使い方は、アイソメトリック等尺性 = 筋肉の長さがあまり変わらない)と呼ばれています。


必要とされる使い方がアイソメトリックだから、トレーニングもアイソメトリックだけにする必要はないと思っています。アイソメトリックに使うためには、基礎筋力をつけておく必要があるので、その筋力は動きを伴うトレーニングでつける方が分かりやすいと思います。


その上で、実践という意味でのアイソメトリック・トレーニングを取り入れていくのが良いと思います。
前腕であれば、手でボールを一定時間つぶすとか、下半身であれば、スクワットで下がったポジションを保持することですね。


ちなみに、今回は腕や脚の話になりましたが、体幹の筋力や柔軟性が重要であることは言うまでもありません。今回は、ゴルフ特有の身体の使い方について触れてみました。体幹のトレーニングについては、改めて記事にできたらと思っています。

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