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Olaピラティススタジオから、スタッフの声をお届けします。

米国出張報告その1「原点を確認してきました!」

インストラクターYasuです。

先日は長期にわたりスタジオをお休みさせて頂きまして、ありがとうございました。Facebookで近況をお伝えしていましたとおり、期間中は、私たちのインストラクター資格を発行しているBASIアカデミー(米国カリフォルニア州)に行っておりました。

BASIについては、いずれ詳しくお話する機会を設けようとも思いますが、Rael Isacowitz(ラエル・イサコウィッツ)さんが作った教育団体で、世界中からラエルの指導を直接受けに、インストラクターが集まってくる場所です。

今回の出張の半分は、上位レベルのエクササイズを通じて、ピラティスの動きや指導法を高める研修ですが、このこともいずれ詳しくお話したいと思います。

Olaピラティススタジオが生まれてから2年が経ちました。ちょうどその2年ぶりに、ラエルやBASIアカデミーの人たちと交流し、現地でのレッスンを受講しました。すぐさま、2年前までに感じていた空気や雰囲気に包まれて、心強い気持ちになりました。

というのも、Olaピラティススタジオのコンセプトの多くは、私たち夫婦(NahokoとYasu)がカリフォルニアに何回かにわたって滞在したときに感じたことがベースになっているからです!

話したいことはたくさんあるのですが、その中でも「お客さんを応援する」気持ちの深さについて、今日は触れてまいります。

私たちも、まだまだ至らないところが多いと思いますが、3年前に(※)はじめてカリフォリニアに行って鮮明に感じたのは、インストラクターがお客さんを励まし、お客さんができたことを自分のことのように喜び、ポジティブなエネルギーや言葉にあふれ、そして会話の距離が近いということでした。

※私たちは、それ以前に日本で資格を取得したのですが、BASIを作ったラエルに直接学びたいと思って、渡米しました。

ラエルがそもそもそういう人なのですが、周りにいるインストラクターも同じ感じだったのには驚きました。もちろん会社から言われてやっているという雰囲気はありません。

日本との文化の違いも感じました。教室/習い事という印象が強い日本では、教えることについ重心が寄ってしまうのに対し、積極的に言語でコミュニケーションを取る米国の文化は、お客さんへのフィードバックが中心になっていると思いました。

プライベートレッスンでは、お客さんの心に寄り添う場面もたくさん見てきました。ピラティスの歴史が長い米国では、Olaピラティススタジオ以上に、さまざまな目的のお客さま、さまざまなバックグラウンドのお客さまがスタジオに訪れています。元気な人でも気持ちに波があるように、その日の体調や気分を気遣う様子が見られ、誰に対しても常に一定という感じはありません。

インストラクターがどのようにお客さんと向き合っているかが、言葉だけでなく表情からも窺えることができました。

加えて、英語という言語は、人や動きを認めたり褒める表現が多いことにも気づきました。このことは、今でも私たちが羨ましいと思っている事の一つで、日本語で頑張ってやっているところです。

私たちのスタジオの原点とも言えることが、変わらずにそこにあるというのは、とってもとっても心強いことだと思いました。

ピラティスは、運動としての捉え方と同じくらい、心への作用が大きいと考えています。それは、「新しいことが出来た」ことで心に通じることもあるし、「呼吸や集中によって心が落ち着いた」ことでも起こります。1時間のレッスンの中での変化もあれば、長期的な変化が影響することもあります。

心への作用があるからこそ、私たちインストラクターは、運動の指導以外にもたくさんできることがあると思っています。それは、定型化できることではないため、インストラクターの「お客さんを応援しよう」とする気持ちの部分が大きく影響すると思います。そして、その瞬間に立ち会えることが、私たちにとって嬉しいことだなあ、と話しておりました!

これからも頑張りますので、よろしくお願いします!!

20160425MentorDay3

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