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Olaピラティススタジオから、スタッフの声をお届けします。

マラソン復活の道

インストラクターYasuです。

時々クラスでもお話していますが、まもなく5年ぶりのマラソン大会(30キロ)に復活します!

昨年の10月よりトレーニングを再開したものの、1月には脚を傷めてしまい、どうなるかな~と心配でしたが、なんとかスタートラインに立てそうです。

大会に出ようと思ったのは、もともと走るのが好きだったので、レースの空気感を味わいたいという気持ちと、トレーニングを本格的に行うとピラティス指導の仕事にも活きるのではないか、という理由からでした。

ところが、5年ぶりのマラソンは甘くなく、いつしか純粋に楽しもうという気持ちより、前回より良い結果を出したい、運動指導者としてそれなりの結果を出したいという気持ちが強くなりすぎて、いつの間にかいやいや練習している自分がいました。

おまけに、寒さに弱い自分は、冬のトレーニングに気持ちが折れて、なかなか練習量が増えません。焦りから急に練習量を増やした結果、怪我に泣かされました。

治療しながら走り方と痛みの関係を分析してみると、走り方を変える必要があると判断しました。インソールも変え、テーピングもして、練習を再開すると、その練習がなんとか軌道に乗ってきたため、ようやく楽しめる自分がいることが、なんと今日になって感じられました。練習開始から4か月以上経過し、レースまで2週間を切ってしまった今日です。

5年も経つと、以前と同じ練習量では運動のパフォーマンスは上がりません。今回は以前ほど練習できていないので、「楽しい」と思ったのはタイムが上がったからではありません。

何が「楽しい」と思えたかと言うと、視線が上がって景色が見れるようになった、という「ただそれだけ」の変化だから不思議なものです。もしかすると、今までタイムのことばかり考えていたのかもしれないし、ここに至ってようやく筋力がついて余裕が出てきたのかもしれません。でも、「たったそれだけ」の変化が気持ちを変えるのですから、続けてきて良かったとも思いました。続けないと到達しないとも言えるので、あきらめずに続けてみることも必要なのですよね。

運動は楽しくなくては長続きしない、というのは私たちが大切にしていることです。もちろん、運動して生活習慣病を予防、運動してダイエット・・・、という要素も大事なのですが、理屈よりも楽しさが続ける秘訣になるのです。

20キロ以上のマラソン練習では、20キロ以上の長距離に慣れておく必要があります。そのための練習時間を確保すること、仕事や他の誘惑との折り合いをつけること、がトレーニング以前に難しいということを改めて思いました。

これらは、マラソンに限らず、どんな運動でも同じですよね。ピラティスもそうです。

今回のブログは、オチやメッセージはなく、たった今起きていることをそのままシェアしたいと思って書きました。だけれども、ピラティスに置き換えると、「エクササイズが出来た」ことが「楽しさ」になることもあれば、「終わったときの爽快感」や「続けているときの身体の楽さ」が「楽しさ」になることもあるよね~ということです。

いつもクラスではお声がけをしますが、視線を上げると動きが大きくなったり、背骨の自然な動きを促しますから、お顔を上げてピラティスしてみると、何か違った感覚に出会えるかもしれませんよ~。

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