寒いときこそ、ピラティス!
インストラクターのNahokoです。
いやぁ~、急激に寒くなりました…
師走なせいか、スタジオにいても何かと事務仕事が多い、今日この頃。
毎日デスクで書き物やパソコン仕事に追われています。
疲れるので、事務仕事の合間にストレッチや簡単なエクササイズはするものの、気づくとデスクワークばかりでまともに運動してなかった~、なんていう日が続いていました。
そんな毎日で、夕方スタジオを出るときの寒さがものすごく身にしみます。
「首」まわりは冷やさない主義なので、レッグウォーマーやネックウォーマーで完全防備はしますが、それにしても寒い~~~
今年の冬はいやに冷えるな~、なんて思ってました。
で、やっと事務仕事が一段落した日のこと。
久々にまとまった時間をとって、みっちりピラティスをやりました。
セルフトレーニングで、マシンを使った1時間。
もちろん、全身を使うフルプログラムです。
(ちなみに私が資格を取ったBASIという団体は、決まった順番で全身を使うという「構成」に特徴があるので、こういうときは便利~!なんですよ)
久しぶりに集中して筋肉をしっかり使ったな~。
疲れたけど全身が整って気持ちいいな~。
なーんて思いながらスタジオを出て、外を歩いてみると…
なんと、全然寒くないっ!!!
内側からポカポカしていて、寒さがしみるどころか、温かい身体に冷たい空気が心地いいぐらい。
眠っていた全身の筋肉が目覚めて、「やべー、働かなきゃ!」みたいに身体の中でバリバリと熱を作り出してくれている感じです。
その感覚は、帰宅してからも、翌日も続きました。
そうか~、最近の冷えの原因は、運動が足りなくて筋肉が休んでいただけか~、と納得。
筋肉の仕事のひとつに、「熱を作り出すこと」があります。
筋肉は最大の「熱生産器官」で、筋肉量が少ないと、低体温になります。
低体温や冷え性が男性より女性に多い印象なのは、一般的に女性の方が男性より筋肉量が少ないから。
冬はただでも活動量が落ちますが、じっとしてばかりで身体を動かさないと、筋肉が衰えるのでますます体温が下がり、身体が冷えます。
筋肉量が少ないと基礎代謝も落ちますから、「冬太り」という現象にもつながっていくわけですね。
妊娠を希望する女性の場合、日常からできる取り組みとして、体温の低さや内臓の冷えといった「体質改善」を勧められたりしますよね。
漢方や鍼灸などの手段もありますが、「筋肉量」という観点から考えてみるのも良いかもしれません。
さて、私の話に戻ると…
全身の筋肉を使ってピラティスをすることの優れた効果を改めて実感したので、やはり毎日ピラティスをしないとな~!と深く反省しました。
(インストラクターとして、忙しくてサボっていたら筋肉量が減って寒い、だなんて口が裂けても言っちゃダメですね… )
動くのが億劫になってしまう寒い時期こそ、ピラティスで温まりましょう!
自分の筋肉で熱を作って、内側からポカポカしためぐりの良いカラダを作っちゃいましょう!
私も(心を入れ替えて)がんばりますっ!