【物販アイテムの紹介】BMZインソール(カルパワー「フィット」)
今月より、ブログページを使って、スタジオで販売している商品の紹介をさせていただきます。
当スタジオでは、かねてより皆さまにご協力頂いている感染症対策(受付業務の非接触化)の一つとして、物販アイテムもオンラインストアにてご予約受付ができるようにいたしました。
詳しくはコチラ。
物販アイテムついては、これまでと同様に、レッスンの流れや会話の中でおススメのトレーニンググッズなどをご紹介します。ご興味のあるアイテムについては、ご自宅からオンラインストアにてご購入手続きを行っていただき、次回のご来店の際に商品をお渡しするという形式です。
オンラインストアにも商品の情報を掲載していますが、それぞれの商品について、わたしたちの感想を含めて何故おススメしたいのかという情報を改めてしっかりお伝えしようと思い、ブログ記事でご紹介することにいたしました。
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今回は、BMZのインソールをご紹介します。
Olaが扱うインソールの中で、基本機能を搭載しながらもお手頃価格でお求めいただけるエントリーモデル「カルパワー・フィット」のご紹介です。
Olaが取り扱いを行っているBMZインソールには、
・カルパワーシリーズ
・アシトレシリーズ
・パンプス用
の3つがあり、いずれも、足の外側のアーチ(立方骨)を直接持ち上げて、内側のアーチと横のアーチを作るという技術が採用されています。
この中で、アーチをサポートするという基本機能に特化したモデルがカルパワーシリーズです。(アシトレシリーズは、別の機会にご紹介して参ります。)
カルパワー「フィット」は、このカルパワーシリーズの中では「コスパ重視」のモデルです。
一般的なインソールのつくり
アーチをサポートするインソールでは、内側のアーチの落ち方が最も大きいため、主に内側アーチの下にパット(隆起物)をあてる手法が採用されているものがほとんどです。
私(Yasu)も、スキーブーツの中に、内側アーチを持ち上げるタイプでオーダーメイドしたインソールを入れてきました。
しかし、内側のアーチを無理矢理上げたとしても、そもそも内側のアーチをつぶしてしまう力があまりにも強いため、なかなか期待した効果が得られませんでした。
スキーの荷重や、一般的なシューズで走る場合などにおいては、足に対して体重の何倍もの力が加わってしまうため、インソールの強度や弾力性が十分ではなかったということもあったのでしょう。
BMZのインソールのつくり
BMZのインソールは、内側のアーチの下にパットをあてるのではなく、外側のアーチの下にパットをあてるアプローチを採っています。
内側のアーチは、自分で触ってみると分かるのですが、骨がかなり奥の方にあって、その骨をパットで持ち上げることはなかなか難しいです。また、この内側のアーチ部分には本来働かなくてはいけない筋肉群があり、パットをあててしまうと、それらの筋肉が持つ働きを阻害してしまう可能性があります。
外側のアーチは、触るとすぐに骨に到達することができます。しかも、その中の「立方骨」と呼ばれる骨は、足裏全体を下から支える役割を担っています。
そのため、BMZインソールでは、内側アーチ部分ではなく外側のアーチ(立方骨部分)にパットをあてることで、足裏全体をサポートするという方法を採用しています。
以前コラムに掲載した記事の中で、このBMZインソールの上に立った場合とそうでない場合を比較した足の写真を掲載しました。
(左:インソールなし) (右:インソールあり)
左側の写真では内側アーチの方に落ちているのに対して、BMZインソールの上に立った右側の写真では、内側アーチが引き上がり、緑のラインが少しまっすぐに近くなっているのがわかります。
そもそも足裏の弱さはなぜ良くないのか?
Olaでは、従来よりレッスンの中で「足裏トレーニング」の重要性についてみなさまにご案内してまいりました。
足裏の弱さや歪みは、そのまま身体の上部に蓄積されていき、さまざまな問題を引き起こします。
足裏が弱くなってアーチが落ちるという例をここまで書いてきましたが、生まれつきアーチが高くて足の甲側で体重を支えている方も多くいらっしゃいます。このタイプ(ハイアーチ)の方もやはり足裏が弱く、地面を上手に蹴ることができないという問題を抱えています。
(ちなみに、ハイアーチの方には「アシトレシリーズ」の方をおススメしますので、くわしくはお問い合わせください。)
最近のわたしたちが、レッスン中に「足裏」について強くお話しているのを気づかれた方も多いと思います。
先日わたしたちは3日間のオンラインセミナーに参加し、ほぼ足だけについて深く学びました。3日間でも足りないというほど、足についてはさまざまなトピックがあります。
それなのに、足のトレーニングは地味で、人によっては「鍛えている実感」すら得にくいという問題があります。
インソールが良い理由
地味な「足」のトレーニングを続けることは、大変です。そして、結果が出るまで時間がかかります。
そこで、結果が出るのを待つばかりではなく、トレーニングと平行しながら足を正しい形に修正し、正しい位置で必要な筋力を足に使わせる作戦をとるのがインソールの狙いです。
ちなみに、さきほど触れた足が引き起こすさまざまな問題の中には、足底そのものの痛みはもちろん、膝痛や股関節痛、腰痛、肩凝り、頭痛に至るまで、さまざまなものを含みます。
腰痛のすべてが足裏が原因というわけではないのですが、腰痛の遠因として足裏が考えられる例はたくさんあります。問題の箇所が身体の上方に行けばいくほど他の問題も絡んできますが、それでも足裏が遠因という疑いが捨てきれない例を、レッスンの現場においてたくさん拝見してきました。
ほとんどの人に共通する傾向は、体に痛みを発症してから初めて「足裏のトレーニングをしっかり行おう」と思うようですが、痛みが和らぐとトレーニングの必要性を実感しにくくなり、トレーニングを止めてしまうというのも足裏問題ではよくある事例です。
そのため、ご自分が行う足裏トレーニング量の多少にかかわらず、「日常からいつも足裏に働いてもらう」というのがインソールを入れることの大きな目的です。
BMZインソールはどんなシューズに合いますか?
カルパワーシリーズは、中敷きを取り外すことができるスポーツシューズでしたら、どんなシューズにも入れることができます。
今入っている中敷きを取り外して、その中敷きのサイズに合わせてカルパワーシリーズのインソールをカットして、シューズの中に入れれば設定は完了です。
BMZによると、立方骨(足の外側の骨)の位置は個人差が大きくないため、サイズ別に展開している中敷きを買ってカットするだけですぐに使うことができ、効果を感じられます。インソールといえば高価になりがちな足の測定やオーダーメイドの作業が不要で、日常に取り入れやすい価格で購入することができます。
中敷きの外せないシューズには、薄く作られたインソールが使える場合があるのですが、薄いだけにインソールの効果を感じることが難しくなります。そのため、まずは中敷きを外すことができるシューズにインソールを入れて足裏の感覚を上げ、慣れてきたところで薄いインソールを使用することをおススメいたします。
(薄いインソールはオンラインでは販売しておりませんので、ご相談ください)
カルパワー・フィットについて
Olaが扱っているカルパワーシリーズには
・フィット 4,950円
・スポーツ 6,930円
・カーボン 16,500円(受注販売のみ)
の3種類があります。
「フィット」と「スポーツ」は同じ型で作られていて、足裏に接地する表面素材だけが異なります。
「スポーツ」は滑りにくい人工レザーを利用しているので、ランニングなどスポーツに利用される方におススメします。
「フィット」は、樹脂素材を使用していて靴の中に足を入れやすいのが利点です。普段履きのスニーカーでウォーキング程度の利用でしたら、「フィット」でも十分な効果が感じられます。
「カーボン」は足裏のサポートがさらに強くなり、カーボンプレートが作り出す弾力性が魅力で、スポーツのパフォーマンスにこだわる方にはぜひ使っていただきたいモデルです。(「カーボン」を入れたシューズを履くと、思わず走りたくなってしまいます。)
しかし、「カーボン」は高価なので、まずは「スポーツ」または「フィット」で足を慣らしてから使っていただく方が良いでしょう。
ただし、どのモデルを利用する場合も、シューズの紐は履くたびに適度に締めて、靴の中で足が緩まないことだけは気を付けてください。
また、元々足裏の筋力が弱かったりすると、インソールを入れ始めてすぐの頃は足裏が痛かったり筋肉痛を感じたりする場合もあります。BMZ社の推奨として、BMZインソールは最初からいきなり長時間利用するのではなく、徐々に慣らしていって欲しいとのことでした。
2020年11月末までのオンラインストア限定特典
この記事を最後までお読みいただいた方に、カルパワー「フィット」に限って利用可能なクーポンを発行いたします!
クーポンは、Olaのオンラインストア限定です。(スタジオ内ではご利用いただけません。)
オンラインストアでカルパワー「フィット」のご購入手続きを進めていき、「クーポンを利用する」を押してください。
BMZFIT2011
を入力いただきますと、300円オフで購入することが可能です。
ご注意
・このクーポンは、他のインソール、他の物販アイテムにはご利用いただけません。
・オンラインストアは、Olaのレッスン会員様限定となります。会員様以外の方はご利用いただけませんのでご了承ください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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