秋になると思い出す
インストラクターYasuです。
秋になると、ストレスで調子を崩した頃を思い出します。
10年ほど前、会社員だったある朝、目が覚めると耳鳴りが!
半日、だましだまし仕事をしても、変わらない。
会社を早退して耳鼻科に行くと、「これは大変!すぐに入院してください!」
突発性難聴でした。
突発性難聴の原因は明確には分かっていないらしく、起きている現象として、ストレスで血流に何らかの制限が生じ、耳に血液が届かなくなって聞こえにくいのだそう。
治療は投薬で、血流を改善する薬や、ストレスへの体の反応を軽減する漢方薬を処方されました。
血液が届かない状態が長引くと、一生治らないと言われました。
だから入院・安静だと。
耳鳴りが集中力を削ぎ、何もやる気がおきません。
能率を追い求め、ワーカホリックだった自分の生き方が崩れた瞬間でもありました。
その後、数年間、突発性難聴との付き合いが始まります。
仕事をしすぎた後や、心配事が起こると、難聴は不定期に襲ってきました。
理由が分からないのですが、秋から初冬の朝に、襲ってくることが多かったような気がします。
今は難聴に悩まされることがないのですが、その話は次回にて。
秋になると、寒暖の差で風邪をひかれるばかりでなく、体調を崩す方が多いようです。
秋は自律神経が乱れやすいと指摘する記事も多く見受けられます。
自律神経は、自分の意志では動かせない神経ですから、この不調は、自分の知らないところでいろいろな不具合を引き起こす可能性があります。
体の機能を一定に保とうとする自律神経にとって、体温調節や気圧への対応、夏の疲れへの対応といった秋ならではのお仕事は、普段以上の労力や負担がかかるのでしょうね。
こうした時期だからこそ、運動を行うことで自律神経のうちの交感神経を優位にし、その日の終わりの眠りをよくすることで副交感神経を働かせることが、おすすめです。