BMZインソール取扱いはじめました!(&研究所訪問記)
足裏の機能を補う「BMZインソール」の取り扱いをはじめます!
販売は会員さま限定となります。スタジオにサンプルをご用意しております。お持ちのシューズの中に入れて試すことはできませんが、その場で乗っていただいて、感覚を体感いただくことができます。
左のインソール(カルパワースマート・スポーツ)は、メインで取り扱うモデルで、迷ったときにお薦めします。右(カルパワースマート・カーボン)は上位モデルで、スポーツのパフォーマンスにこだわりたい方にお薦めです。BMZのインソールは、YasuもNahokoも、Olaピラティススタジオがはじまる前からの愛用しています。
(この他にも各種モデルを取り扱っております。詳しくはスタジオ内の掲示物やスタジオのオンラインショップをご覧ください。)
何が特徴かと言うと、ブログでも紹介しましたが、その形状です。写真は右足のインソールです。+と書いてあるところが最も高くなっていて、この場所にある立方骨(りっぽうこつ)と呼ばれる足の骨を引き上げる役割を担っています。この骨を引き上げると、足裏のアーチがサポートされることで足裏の筋肉が使われるという仕組みです。
取り扱いに先立ちまして、2016年9月の定休日を利用して、群馬県みなかみ町にあるBMZの研究所(猿ヶ京スタジオ)に行ってきました!
住所をカーナビにセットして、その通りに進むと主要道路から少し山の中へ入っていきます。不安に思いはじめたタイミングで着きました。
ノスタルジックな外観であるとともに、建物の前には大きなグラウンド・・・
実はこの場所、昔は幼稚園だったそうです。(立派ですね。)この場所へ、ジュニアのサッカーチームが訪れて、「足について学ぶ」活動も行っているそうです。
建物の中は、研究施設や足の測定施設となっています。特注品の製作や装着テストなども行えるようになっています。
私たちも、足のバランスを測ってもらったり、インソールによって足指の力が変わることを実感してきました!
Nahokoがやっているのは、「命!」ではなくって、とっても不安定な上でバランスを取っています。足裏の筋肉を体幹を協調させる必要がありました。(さすが上手ですね!)
Yasuはインソールの上に乗っています。インソールの支えがあると、足から離れた腕の力が強くなるという実験。スタッフの男性が重いっきり上から押しても、腕が下がっていません。この力は、足指から来ているとのことです!
ショールームでは、一般的なスポーツモデル以外に、スキーやスノボ、サッカーやロードバイクなど、競技専用モデルがたくさん出ています。当初はスキーの選手に提供しはじめた経緯から、ウインタースポーツ専用モデルが充実しています。Olaのスタジオでも、ご希望があれば受注販売にて競技専用モデルを取り寄せいたしますね。
こんなスぺシャルなモデルもありました!実際に導入されているのだそうですよ。パッケージを作った人はきっと楽しくて仕方がなかったのでしょう。
研究所の裏に行くと、アスリートからのオーダーが積みあがっていました。(個人情報保護のために、お名前は分からないようにしてあります。)
高橋社長にお話を伺ってみました。ザ・職人!というお方で、こだわりがヒシヒシと伝わってきました。土踏まずを引き上げていた(従来型の)インソールから発想を転換したときのお話が印象的でした。
冒頭で触れた立方骨の位置は、人によってそれほど差がないそうで、既製品でも効果が得られるのだそうです。土踏まずを持ち上げるインソールは、土踏まずそのものをつぶす力が強いため、長期にわたって効果を持続させるのが難しい・・・。立方骨は足のアーチ構造の中でもっとも下層に位置するため、その立方骨を持ち上げるのが理にかなっている・・・というのが私たちの理解です。
みなかみ町のこの場所を足のテーマパークにしたいという構想や、工場も大きくして地域の雇用も増やしたいというお話もされていました。
私たちも、足については強いこだわりがあり、特にマシンを使ったレッスンでは、足(足首より下の部分)が他の身体のパーツや姿勢にどのように係わっているかをお伝えしています。わたしたちの身体は、全身が統合された状態で動いたり、立ったりするときに、最も心地よく効率的に動くことができます。地面に接している足の役割は、わたしたちが思っていたよりも大きいのです。
スタジオでは、足の感覚を引き出すために靴を脱いでエクササイズを行いますが、スタジオの外で靴をはいたときにも、足のことを忘れないで使ってほしいと願うのです。
インソールを使うことは、スタジオのエクササイズと相互に作用する効果があるため、ぜひお試し頂きたいと思っています!